4/23-24 ボルダリングワールドカップが行われました。
ヤマのクラブなのだけれど、インドアのコンペなどにも顔をだしてしまう当クラブ。もともとはクライミングを始めた頃に、菊池敏之さんの講習を受けて、フリークライミングという大きな概念の中に、アルパインクライミングがあって、スポーツクライミング(コンペ)があって、いわゆる一般的に「フリー」と言われているものがある。っていう教えに、その時は、しっくり来なかった。その後少しだけ周りが見えるようになって、日本におけるクライミングの変遷や佐藤裕介さんなどの活動も(もちろん山野井さんも)ネットや雑誌などから拝見すると、なんとなく、そんな菊池さんの教えも理解出来るようになってきた。「アルパインクライマー」だ「フリークライマー」だってカテゴライズすることって、なんとなくナンセンスなのよね。なんて事に最近はなっているわけなのです。でもA0はするし、登れんトコはA1だってしてしまう軟弱っぷりなんですが・・
で、ワールドカップ。1年くらい前に加須開催が決まって、そこからワールドカップ目線で、県内で開催するコンペで、それぞれの役割を自立心持って(当然ルールは熟知?)やっていただきました。それの集大成って訳なのですが、やはり語学力、ここが問題でした。何聞かれても「Yes」と「No」しか出てこない。「おもてなし」出来てないじゃん~と思いつつ、聞いて答える事に必死。ジャッジすることに必死。ジャッジだけでなく、国内ではまだ余り使われていない、タブレットにジャッジの結果を入力するのに必死。大会自体は成功だと感じましたが、いやなかなかドタバタしていました。東京でオリンピックが開催され、今回の役員の多くもお手伝いとなるのでしょうが、それぞれに課題が残った事だとは思います。出来ればウチからもオリンピックの舞台裏で、プロフェッショナルに活躍出来るスタッフを育てたいなと思います。
冒頭と繋がりがイマイチなんですが、「クライミング」というカルチャーの隅から隅まで経験・体験していってみよう。っていうのが趣旨なわけです。登ること重要。見守ること重要。育てる事も重要ってことで、コンペなんかにも顔出しています。