【1日目9月20日 新穂高ーわさび小屋ー鏡平ー双六小屋テン泊】
新穂高へ向かう途中、睡魔に襲われ、PAで15分仮眠のつもりが2時間爆睡。当然ながら新穂高の無料駐車場は満車。仕方なく鍋平高原駐車場に駐車。ロープウェイで登山口まで下る。予定よりも2時間ちょい遅れで登山開始。単調で飽きる長〜い林道を1時間ちょっと淡々と歩きわさび平到着。
わさび平を過ぎると林道が終わり、良く整備され小池新道へ入り、低木帯とゴーロ帯が交互に続く。秩父沢→イタドリヶ原→シシウドヶ原と歩き、鏡平はまだなのお?と言いながら弓折岳の東斜面を右から巻くように登りやっと木道が出てくる。木道が出てくると鏡平までもうちょっと。
鏡平に到着しても、ガスっていて鏡池に写る槍ヶ岳は見られず…残念。お水を補給して弓折乗越へ。弓折乗越からは素敵な稜線歩きのはずがガスって何も見えず。でも、明日は素敵な稜線歩きが出来るよねと言いながら双六小屋へ足を進める。双六小屋までもうちょっとというところで夕暮れになり、近いはずなのに小屋の明かりが遠く感じた。小屋に到着後すぐにテント設営し、夕ご飯。疲れて就寝。
【2日目 双六小屋→樅沢岳→槍ヶ岳山荘→殺生ヒュッテテン泊】
朝起きると快晴。朝食を食べ、のんびり出立の準備。さあ、今日は素敵な稜線歩き♪と気合いを入れてまずは樅沢岳を登る。樅沢岳から振り返ると双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、真砂岳などの山々がとにかくキレイ!樅沢岳を超えると、ジャーン!お待ちかねの槍ヶ岳。槍ヶ岳以外にも燕岳や常念岳も見える。まさに絶景!360℃どこを見ても絶景のアッ プダウンの少ない稜線はホントに楽しい。歩けばどんどん槍ヶ岳が近づいてくるのでワクワクしながら歩けるのが西鎌尾根良いところ。
左俣岳を巻き、なだらかな稜線を歩き、いよいよ岩陵帯へ。岩陵帯を抜けると飛騨沢へ下る千丈乗越分岐到着。千丈乗越から槍ヶ岳山荘まではジグザグ登山道を登る。うんざりするくらい長く感じるジグザグ登山道だよとは聞いていたけれど、ホントに長いジグザグ登山道だった。何とか槍ヶ岳山荘到着。予想はしていたけれど、テン場満杯の文字にガックリ。
山荘でおでんを食べて元気を出して、小槍への取り付きの下見をして殺生ヒュッテ目指して20分下る。テントを設営し、夕食の水を汲みに行く頃には外は真っ暗。殺生ヒュッテは大岩ゴロゴロのテン場なので、トイレに行くにも小屋へ行くにも夜はこけそうになって結構大変。翌日の小槍登攀に備えて早めに就寝。