西上州 赤岩岳正面壁。マイナー過ぎてトポ無し、ネットの情報もほとんど無し。敗退も覚悟し、捨て縄持って赤岩岳へ。
登山口は鉱山の廃墟。赤岩岳までは歩きやすくハイキング気分。峠で休憩し、核心の取り付き探し。ネットの山行記録では取り付き探しに2時間さ迷ったパーティもいるらしいけれど、あまり時間もかからずここかな?という場所を見つけ登攀開始。
岩→薮→岩→薮で赤岩と言うより薮岩。落石にはいつも以上に注意し、果たして正解なのかと首を傾げながら登り、途中でピトンを発見。ルートファインディングが正しかったことにホッとする。
ロープの流れはどのピッチも悪く、髪は枝に絡まるし、チョークバッグの中は薮でゴミだらけになり、大きな石が3つも落ちてきても、なぜかどんどん楽しくなり、山頂に到着した時にはいつもとは違う達成感に満たされた