三連休は関東甲信越は天気が微妙そうだったので三重の御在所岳まで遠征。川越を夜中に出発してほとんどのSAに立ち寄りつつのんびりと四日市に向かう。駐車場から裏道を登って藤内小屋へ。登山道はかなり整備されていて歩きやすい。50分ほどで小屋に到着。受付をするとすぐ部屋に通されて荷物を置いてくつろぐ。
小屋の雰囲気よすぎてかなりのんびりしていると小屋のボランティアおじさんに早く岩場に行ってこいと後押しされて近場のうさぎの耳に行ってみる。準備してさて登ろうかとルートをよく見てみるとクラックの中間部に蜂の巣が…。無理に登って刺されるのも嫌なので小屋に戻ることに。
小屋ではもう風呂の準備ができているとの事で内風呂に入る。シャワーもあるしボディーソープも備え付けられている。しかもタオルも自由に使って良いという親切さ。夕食もお米がとても美味しくて思わず4杯も食べてしまう。それくらい美味しい。夕食後はギターとピアノでセッションが始まりボランティアのおじさんも大喜び。その後も談話室で山の話など盛り上がり夜遅くまで楽しんだ。
日曜日は前尾根を登る。取り付きがよく分からなかったがちょうどガイドさんパーティーが小屋の前にいたので一緒に行ってもらえた。日当たりの良い岩場で開放感が高い。花崗岩でフリクションも良く、気持ちよく登れる。尾根沿いをずっと登って行くのでほとんどの迷わずにどんどんと進める。P2のヤグラに近づくにつれて風も少し冷たくなり強くなってくる。登り終えて懸垂下降の準備をしているとポツポツと降り出して雷鳴もし始める。急いで下山するがレインウェアはかなり蒸し暑くてこれが一番苦しかったような。
小屋近くまで来ると街の方に虹がくっきりと見えはじめる。小屋に着いた時にはほとんどの止んでいて助かった。この日は外の風呂が空いていたので四日市の街を見ながらゆっくりと風呂を楽しんだ。夜は星が綺麗だったが夜中に雨が降って途中からかなりに豪雨になっていた。朝もどんよりとした天気なのでそのまま下山。伊勢神宮の外宮と内宮にお参りをして伊勢うどんを食べる。おかげ横丁の散策は食べ歩きもできてかなり観光気分を味わえた。