最近あまり歩いてなく、なまってきたので、赤岳に日帰りで行ってきました。歩くだけなら近場でも良いのですが、花粉症がひどくて・・・6時半前に美濃戸口に到着、トイレ休憩後、車にチェーンをつけていざ林道へ!・・・林道入り口が封鎖されていました。スタック車両があり、通行止め。(チェーン無しで突っ込んじゃダメ!)結局歩きです。林道を歩いていると、自動車の底のパーツの破片が落ちていたりするので、車高が低い車はダメだということがわかります。また、スタックしていたと思われるハイエースとすれ違いました。四駆でスタッドレスのようですが、ダメだったようです。
赤岳山荘手前あたりで、少し前に痛めた右足のハムストリングスに軽く痛みが出るも、歩いていくうちにほぐれそうな感じなので、そのまま歩き続けます。で、9時過ぎに行者小屋に到着し、トイレ休憩。菓子パン食べてから、アイゼンやピッケル、バラクラバ等の準備。先週まとまった降雪があったらしく、気温も低めなので、サラサラ雪。登りではアイゼンが決まりづらく、地味に体力が削られます。主稜を登り始めるパーティーがいたので、トップが2ピッチ目基部のアンカーに着くあたりまで見学。そうこうしているうちに雪が舞い、ガスが濃くなってきたので、まじめに登り、11時前に山頂到着。-10度を少し下回るぐらい。当然、何も見えません。山頂手前から風も出てきたので、頂上小屋のそばの風が少し弱いところで休憩。風を背にジャムパンを食べる。
下りは、視界が悪く、光が散乱して足元も見えづらいので、慎重に下降。安全圏まで来たらペースを上げ、12時頃に行者小屋で装備を外し菓子パンを食べて休憩。行者小屋は小屋締め作業中。水場は凍っていました。下りはグリセード(靴スキー)を交えつつ下降。底が大きい靴(ゴロー)のせいか、グリセードしやすいです。途中のシリセードの跡がある斜面でのグリセードは、とても爽快でした。赤岳山荘前の水で水分補給。山の甘露を味わい、菓子パンで休憩。パン食べてばっかりです。13時半ごろ美濃戸口へ下山。プロテイン飲んで菓子パン半分食べてストレッチしながら下山報告。使わなかったチェーンを車から外し、渋滞が本格化する前に帰途を急ぎました。