当初三ツ峠を予定していましたが、去年天気が悪く中止にした烏帽子岩左稜線に行って来ました。
多少のルーファイとジャミング・稜線に上がれば妙義のような岩稜歩き。「フェース」とか「クラック」と言ってしまうと、双方共に物足りなさは残りますが、天気良く気持ちのよい山(岩)登りでした。
13P目のクラックは快適なハンドサイズが10m弱。傾斜も寝ていますので、カムはキャメ#3と#2☓2個で十分。
最後のワイドクラック(チムニー)もフリクションが良い為、
手足の長い人は厳しいかもしれませんが、しっかり突っ張っていれば落ちることはありません。最後は左に抜けるので、最初はテラスに向かって、そして向きを変えてズリズリ、キャメ3番を決め、またズリズリ登れば手の届く位置にピトンが見えます。クリップして、またズリズリ。左のチムニーの外には、幸せのカチ系のガバが。身体を引き上げ、お疲れさまでしたとなるはず。
テクニカルというよりは、スピード重視。他のPTの事を考えると、初級者同士はお勧め出来ませんが、コントロール出来るリーダーの下ならば、初級者(ジャミングを練習した)も大丈夫だと思います。
使用した装備(2人で)
ロープ(シングル)60m.アルパインヌンチャク10(60cmと120cmを適当に織り交ぜて).カム(キャメロット#0.5 #0.75 #1 #2 #3 リンクカム#0.5 #0.75 #1 #2)
ロープは50mでも大丈夫、キャメは#0.5と#3はもう一つあっても良いかも。
サークルスクエアにアップしたトポは所要時間とグレード感は信じて大丈夫。所要時間は7時間15分掛かったが、約2時間は待ち時間。トポには20ピッチとあるが、カムやピナクル・立木等でビレイ点は作れるので、間引きも可能。(カメラ忘れ携帯で撮りました)
秋に誰か一緒に行かないですか?