快晴無風ポカポカ陽気の那須朝日岳東南稜。ジャケットもいらず、半袖の人もいる。峠の茶屋県営駐車場の登山口はまだ雪の中。鳥居もほとんど埋まっている。
森林限界を抜けてもまだまだ雪。しばらく登ると登山道から雪が消えた。途中の『こんなところに高山植物が…』の看板まで一般道を登り、看板前でヘルメット・アイゼン・ハーネスを装着。雪の斜面の明礬沢へ下降。
取り付き付近から雪はなく、岩は非常にもろく、足を置くとすぐ崩れるため慎重に登る。でも、小槍のアプローチに比べたらだいぶマシ。黙々と登り、ピクナルを巻いて核心部のギャップに到着。懸垂下降でコルへ。コルから対面を登り、どんどん岩稜を登っていく。
1つ目、2つ目のピークを超え、雪の残る痩せた岩稜の尾根を歩き、山頂直下のスラブ到着。8m程の一枚岩を登り朝日岳登頂。ロープ使用は懸垂のみ。下山は普通に登山道を降り、あっという間に駐車場に到着。