正月からはや1か月以上・・・遅くなりましたが、年末年始に2人(H、S)で北岳に行ってきました。初日は奈良田からの長い林道歩き。最初のゲートのドアは幸運にも空いていたので、乗り越えずに済みました。しかし長い。。。足にまめができるも、まめ用のジェル状の絆創膏が大活躍!林道も雪が無く、まるで秋のよう。最後のほうで、自転車の人がやってきた。1時間半ぐらいで来れ、帰りは1時間かからないらしい。あるき沢橋からの登山道にもしばらく雪が無く、水作り用の雪が不安になってくる。結局、池山小屋周辺には多少積雪があったので、池の上に積もったきれいな雪で水を作りました。樹林帯の雪は、結構上まで行かないと、落ち葉等であまりきれいでは無かったです。なお、テントは笹の上に設営。初日はベーコンと良く干した野菜でミネストローネ風。
2日目、6時前にヘッデンで出発。ハイクアップしているうちに、木々のが赤く染まるモルゲンロート。森林限界手前には、結構テントやテントを張った跡がありました。しかし、テン場の一つに、食べた後のカップ麺やレジ袋が放置されていた。(帰りに持って帰りました。)気を取り直して森林限界を超えると、晴天白日、雪は少なく、風も弱く、気温も低くない。6年前に来たときの、雪が多く、風が強く、頂上はガスっていたことと比べると、まるで春山の平和さ。所々で休みながら、頂上まで。八本歯は雪があまりついてなく、手すりのトラロープも出ていたので、問題なく超えました。途中、右手のバットレスを登攀しているパーティを見ながら休んだり歩いたり。バットレスは、雪がサラサラで足場が決まらず、大変そうでした。頂上に着くと360度の眺め。特に南側は、間ノ岳を超えて南アルプスの山々がどこまでも続いていく・・・日にちが取れれば、行けるところまで縦走してみたい。そのあとは分岐まで戻り、陽だまりでのんびり休憩。平和です。結局この日は、持って行った厚手手袋ソロイストの出番はなく、ほとんど百均ののびのび手袋+オーバーグローブで、特に暖かいときはのびのび手袋のみでした。3時過ぎにはテントに戻り、夕飯はベーコンと干し野菜でシチュー。
3日目はのんびり下山。林道の陽だまりでのんびり休憩しながら。下山後の温泉の露天風呂では、北岳の単独行者と山の話に花が咲き、長風呂に。やはり自転車が良いとのこと。ほかにもいろいろと。�次回は、自転車か少なくともスケーターを持ってこよう。